私とカメラとの付き合い

私とカメラの出会いは小学6年生。

当時はおもちゃのような代物でしたが、それでもしっかり写すことができました。

中学生になって、初めて一眼レフカメラを手にしました。

某有名メーカーのカメラで、200mm望遠交換レンズも買いました。

魚眼レンズも買い足して、おもしろ写真を撮ったりもしました。

当然、今の簡単に撮影できるカメラと違い、全てがアナログで手動。

それでも感激で撮りまくりましたね。

もちろん、修学旅行にも持って行きました。

小学生の頃からカメラ雑誌はよく読んでいましたので、露出優先とかシャッタースピード優先とか、
被写界深度とか接写とか、いろいろ勉強したりしていました。

修学旅行は京都でしたので、山頂からの夜景を写そうと、三脚がなかったので、
コンクリートの柵の上にカメラを固定し、絞りをF4くらいで2秒間の露光を中心に、
露光時間や絞りを変えながら何枚か撮った記憶があります。

当時は当然アナログフィルムで写真店で現像とプリントをしてもらいましたが、
感で撮ったにしてはビックリするほどきれいな夜景に撮れていました。

今でもその時の京都タワーのきれいな画像を覚えています。

ただ、夜景を撮っている時に、カメラには大きめのフラッシュ装置がセットされていたのですが、
担任の女の先生が、「フラッシュを使うと夜景がきれいに写る?」と聞いてきたのには驚きました。

よくテレビの映像で、スポーツ観戦やオリンピック開会式などの観客席で、
カメラフラッシュの光が一斉に瞬いているのを観ますが、あれはほとんど意味がありませんね。

中学生の時の担任の先生と同レベルでしょうか?

テレビ中継ができるほどの明るさの被写体を撮るのですから、フラッシュなどはいらないですし、
だいたい数十メートルもフラッシュ光は届きませんしね。

ただ、フラッシュがオンになっていると、シャッタースピードとシンクロさせる為に
60分の1秒に固定されるのが基本なので、そういう意味では、初心者にはいいのかもしれませんが・・・

本格的に一眼レフにのめり込んだのは、高校生になってです。

その頃一眼レフカメラが自動化され、低迷していたカメラ業界が一気に息を吹き返しました。

当然私も、わくわくしながら自動化された一眼レフを手にしました。

それが今では、当時は予想もしなかったデジタル一眼レフカメラへと進化してきました。

解像度もフィルムを抜くのにそう時間はかかりませんでした。

もちろん私もデジタル一眼を愛用して楽しんでいます。

ただ、私のように基本操作から親しんできた者は、どんなに撮影が簡単になっても、やはりおもしろみのある手動に切り替えて撮ることが多いですね。

室内照明下と屋外のホワイトバランスの違いとか、シャッタースピードと露光の関係とか、
被写体の明るさによって被写界深度が変わるとか、夕焼けをきれいに撮るには自動ではない方がいいとか、背景をぼかすと被写体のシャープさが強まるとか、どうしてもいろいろな場面で、
それぞれにあった撮り方を駆使したくなります。

また、その方がおもしろい変わった写真を撮ることもできます。

科学技術と言うよりコンピュータ技術の急速な進歩により、デジカメの進歩も目を見張るものがあります。

しかし、どんなに科学が進んでも、カメラの命はレンズだと思います。

レンズをデジタルにはできません。

私は今でも、カメラ選びに性能や機能面も考えますが、最後は何と言ってもレンズです。

電機メーカーからもデジタルカメラが売り出されてはいますが、
やはり自社独自のレンズにこだわったカメラメーカーにはかないません。

レンズが今の形状である限り、カメラ選びはこれからもレンズを重視していきたいと思っています。